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視界ゼロの2012年、世界経済(1)

2008年に発生したリーマン・ショックを発火点として、今日のEUの経済危機が浮上してきたと言われています。

しかし、もともとは1999年の単一通貨のユーロが誕生した際に、EU加盟各国の財政力は皆同じだと言う、一種の錯角現象が生まれ、独・仏に比べ財政力の弱い南ヨーロッパ各国政府発行の国債までもが、もてはやされたいわゆる「ユーロ加盟バブル」が底流にありました。通貨はユーロに統一しましたが、財政は加盟各国まかせにしたのがまずかったと、EUのエコノミスト達は反省を込めて語っています。しかし2011年4月末に、格付け会社のスタンダード&プア―ズ(S&P)が、ギリシャ国債の長期信用格付けをジャンク級(投機的)に引き下げました。

このことに対し、ギリシャ政府は、緊縮財政策を発表しましたが、国際映像で見慣れてしまった例の国民の猛烈の反対デモを誘発しました。このマーケットのギリシャへの不信感は、やがてポルトガル・スペインそしてイタリアへと連鎖的に広がりました。そして、その後、財政的に弱いとされているEU加盟国の頭文字から作られた「PIGS」という総称が、以後の国際経済で何かと語られることが多くなりました。

そもそも、EU各国政府は、リーマン・ショックを回避する為に、大量の国債を発行し、得た資金を自国の金融機関に資本注入して、経済の安定化を図る努力を行ってきました。しかし、PIGS諸国が発行した国債の償還期日が、今年中に続くことから、その償還予定額が、各国の支払い能力はもとより、欧州金融安定基金(EFSF)や国際通貨基金(IMF)からの補完を考えても足りないので、デフォルト(債務不履行)が発生して、まずギリシャを手始めに、次々にEUから離脱する国が出ることによって、EUは二極化する結果、ついに分裂崩壊するのでは、というシナリオが、真顔で語られる様になりました。

ギリシャのエコノミストが語っていた、「我々は民主主義の中にいるが、経済の奴隷となった」と語っていたのが印象深く思いました。(続く)

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