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なぜ、世界各地で中国忌避症が広がるのか?

2月も終わりの日に、新宿の高層ビル街のレストランで、友人2名と会食をする機会がありました。

1名は外資系企業の役員のS氏、もう1名は企画制作会社を経営しているM氏で、S氏は大学・大学院と米国での生活が長く、英語はネイティブ・スピーカー並みですが、目下中国語の個人レッスンを受け、中国語の会話力の修得に注力中とのこと。M氏は海外を忙しく飛び回っていますが、本人曰く「決して語学に堪能ではないが、ブロークンな英語とボディ・ランゲージで用を済ませている」とのこと。

筆者を含め、3人3様の生き方をしていますが、年に何回かの情報交換をしては、情報の更新と整理をしています。ところで、上記タイトル「世界各地で広がる中国忌避症」ですが、中国語を修得中のS氏が、米国の友人から聞いた話として、口火切る形で語り始めました。「どうも多くの米国人が、中国からの安い製品の流入によって、結果として米国人の雇用がなくなっていると感じ始めたのではないか」と言うものでした。

そう言えば筆者もかつてTVで、ミラノ・コレクションで有名なイタリアのミラノ地区で、中国から安い繊維製品の流入で、伝統のある地場産業が衰退しているという、報道を見たことがあります。世界中を飛び回っているM氏の対中国に対する見方は、「貿易摩擦による面も確かにあるが、それよりも国際舞台の登場が最近にも関わらず、ルール無視で、金の力を振りかざして、好き放題にやっていると取られている面がある。」と語っていました。

確かに日本でも問題になった森林や水源の買収の様に、「南米のブラジルやアルゼンチン等の国々では、法律を新たに作って、中国人による土地買収を阻止する動きが有るとのこと。また遠くアフリカ各国で、道路・港湾そして空港建設といった経済援助と引き換えに、石油や鉱物資源の採掘権を入手したり、現地の人々とのトラブルが絶えないとのこと。

13億人の巨大人口を抱える中国が、欲しいものは、形振り構わず得るという行動によって、日本を含む周辺国のみならず世界各地で摩擦を起こしている。」とM氏は力説していました。中国での居住まで考え、中国語の修得に勤しんでいたM氏と、筆者とで一部共通する見方としては、中国は、「ウインウインの仲」を口にするが、実際の行動はかなり自分勝手で、傍若無人なイメージが次第に強くなった。と思いました。

また成熟度を表現する言葉に「民度」がありますが、日本の東北大震災時の日本人の態度を見ていたS氏の中国の友人は、「我々中国人の民度は、日本人に比べあまりにも低すぎる。」と嘆いたそうです。筆者もTVで見た中国漁船や中国海軍の日本近海での行動を考える時、「確かにまずいよね」と語りましたが、片方で落日の如く、又は坂を下っているかの如く思われる我国の現状を考えた時、一党独裁ながら、指導層の強いリーダー・シップのもとで、軍産複合体の見本の様な形ながら躍進を続ける中国を、少しだけ羨ましく思ったりしました。

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