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日本は世界有数の都市鉱山国家            ―レアメタル禁輸は怖くない―

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に端を発して、中国のレアメタル禁輸の動きが報道された翌日、大手マスコミは、「円高よりも怖いレアメタルの禁輸」という記事を掲載致しました。

確かにレアメタルは、ハイブリッドカー・省エネ家電製品・携帯電話・液晶パネルさらに医療機器に至る様々な分野で使用されています。レアメタル(希少金属)は、文字通り産出国がロシア・中国・アフリカなどに限られ、かつ少量な産出量だけに、世界的な争奪戦の激化が、前々から予想されていました。中国が今回の漁船・船長の逮捕に対する対抗措置の一つとして、このレアメタルの禁輸を持ち出したわけですが、前述のマスコミの「円高よりも怖いレアメタルの禁輸」には、ならないと思います。

なぜなら、日本には世界有数の都市鉱山が有り、日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800トンで、全世界の現有埋蔵量の約16%、銀は60,000トンで、世界の埋蔵量の22%そしてイソジウムは世界の61%、錫は11%、タンタルは10%という具合に、全世界の埋蔵量の一割を超える金属を保有しているとのことです。又レアメタルを効率的に取り出す技術を大手金属メーカーを始め、ベンチャー企業に至るまで所有しているからです。

又レアメタルを必然的に使用する個々の企業でも、レアメタルの備蓄を1年分近く保有しているとのことでし、第三国経由で輸入することも可能だからです。都市鉱山(Urban mine)という言葉は、時々話題になる言葉ですが、都市でゴミ、又は産業廃棄物として廃棄されている大量の家電製品等に含まれるレアメタル(希少金属)が眠っているかの様な状態をあたかも鉱山と見立てているものです。家電製品や各種工業製品の原材料を世界各地から輸入し、付加価値の高い各種製品を生産してきた日本ならではの「宝の山」が都市鉱山で、例えば電子回路基板には、金や白金、イソジウムといったレアメタルが使われていますし、パソコンからも金が取り出せます。

又使用済みのエアコンの圧縮機からはレアアースが、同じく使用済みのリチウムイオン電池からはリチウムといったレアメタルを取り出すことが出来ます。片方でこの様に都市から大量に廃棄される、リサイクル可能な資源をスクラップ化して、そこに含まれるレアメタル類の量的検証なしに海外に輸出している現状を考える時、一考を要する様に思います。筆者にはレアメタルの禁輸よりも、円高の方が遥かに影響が大きい様に思います。世界各国が、自国の輸出競争力強化の為に、自国通貨を意図的に操作していると言われていますが、これでは経済戦争となりかねないのではと心配する次第です。

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