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変革とチャンス

8月末に行われる衆議院議員選挙に関する話題が多くなった様に思います。その焦点として、はたして「政権交代」があるのかないのか、政権交代があるとすれば我が国の政治の風景は、そして国民の暮らしはどうなるのかということかと思います。

すなわち、どのような変革が起きるのかを期待と不安が交差する気持ちで見ていると思います。ところで、変革(change)と言いう言葉は元来「交換する」もしくは「取り換える」ということを意味しています。そしてチャンス(chance)と言いう言葉とは、gとcの一文字違いです。また現下の世界同時不況を「100年に一度の変革の時」と呼ぶ人もいます。今年の新入社員に対して多くの企業トツプが、変革(change)をチャンス(chance)に変えようと語っているのが多くなりました。変革の時期こそ何故、チャンス到来なのかを分かりやすく説明をする必要がありそうです。

筆者にとっての「100年に1度の変革の時」とは、わが国の明治維新や、米国の南北戦争後のリンカーン時代ではないかと思います。我が国では300年以上にわたる封建制度・身分階級制度などによって構成された徳川幕府が崩壊して、新しい国家像が誕生し、今日に至る中央集権体制が確立された明治維新こそ、まさに歴史的変革の時であったと思います。

また、米国では映画「風と共に去りぬ」に描かれた奴隷制度によって成り立った、南部の荘園階級と北部の工業化・産業化を推進する市民階級との間で、国を二分する南北戦争の時こそが、米国の歴史上の変革の時ではなかったかと思います。我が国・米国ともに同国人どうしが根本的な価値観を巡って争い、今日に至る国家体系を築いた大きな変革の時だったと思います。

今回の米国発の金融危機は、世界中を巻き込む未曾有の不況を起こしましたが、従来安定していた石油が、1960年にOPEC(石油輸出国機構)が結成された結果、高騰し、世界中を震撼させた第1次石油危機と同等だと述べる経済人やジャーナリストもいます。なにかにつけ都合の悪いことをしでかした時に取り繕う方便に、「100年に1度」は使われているような気がします。

変革の時には様々な混乱が生じますが、旧来の制度や基本的な価値観などが多く変わるときですから、新しい価値観や技術などを実行した企業や人にはチャンスが生まれることになるのだと思います。しかし、オイル危機と同じ位のショツクであれば一時的には大変ですが、時間が解決してくれる要素があります。又、従来の金融資本至上主義を若干是正したり規制強化した位では、大きな変化は生まれにくく、したがってチャンスも生まれにくいのではと思います。

ちなみに、わが国は明治維新と60年前の敗戦という2度にわたる大変革の時を経験しています。しかしながら、以前のブログでも述べましたが、「もったいない国・日本」となり、政治や官僚機構を含めてかなりの変革が必要ではないかと思います。

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