翻訳会社 アイアイエス ブログ

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ブルー・オーシャン(青い海)

6月1日(月)、米国のゼネラル・モータズ(GM)が、わが国の民事再生法に当たる米連邦破産法11条(チャプター11)の適用申請を行いました。1908年に創業し、20世紀の世界の産業をリードし、かつては「GMに良いことは、アメリカにも良いことだ」とか、「晴れた日には、GMがみえる」と言われた帝国の解体が始まろうとしています。

当社もかつて、日本の自動車部品メーカー数社から分厚いGM・クライスラー・フォードのビッグスリーの「サプライヤ
ー・リクアイアメント」や「製品仕様書」をたびたび受注したことがありました。当時、厳しい要求基準が記述されているなと感じていました。

しかし、このGM の破たんによって我が国の自動車部品メーカー各社は、

(1) 売掛金の不良債権化
(2) 供給中または新車向け部品の受注停止
(3) 米国部品メーカーの連鎖倒産に伴う部品流通経路の混乱

といった3つの試練を抱えることとなりました。

片方で中国やインドのタター・モーターズ といつた新興国の自動車メーカーの台頭と業界参入、そして新興国メーカーを交えた、既存の自動車メーカーの間でサバイバルが激しさを一段と増すなど、世界の自動車業界の業界地図が塗り替わりつつあります。

この業界を称して、レッド・オーシャン(赤い海)と最近は表現するそうですが、弱肉強食の生存競争の厳しさと何やらオドオドしい感じがします。かつては世界をリードしたオーディオ業界は、存続企業こそあれ、オーディオを主力事業としている企業は今はなく、また、ビデオの規格統一で業界の覇権を巡ってベータとVHSの両陣営が争った後に、今度はブルーレイ・ディスクで収束した家電業界ですが、年々低価格化が進むPC・液晶テレビや携帯電話と相次ぐ製品 が、世界的に低価格を武器に参入する新興国のプレーヤーが多く、過当競争の厳しいレッド・オーシャン(赤い海)の真ん中にあると思いました。 

つい最近、日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、トヨタやホンダが発売しているハイブリツド車の開発競争には参加せず、究極のエコーカーである電気自動車(EV)分野こそ日産にとって、ブルー・オーシャン(青い海)と語っていました。しかし、このEV分野でも既に三菱自動車や富士重工業といった企業が存在し、この世の中で完全な競合者のいないブルー・オーシャンを探すのはなかなか難しいのではと思いました。

ずっと受注体質に染まり切っている翻訳会社は、競争の激しいレッド・オーシャンからは、なかなか抜け出られないのではないかと危惧しています。当社は、ブルー・オーシャンを探しては失敗を繰り返してきましたので、ここしばらくは、この厳しいレッド・オーシャンで創意工夫をしながら生存競争に生き残ってゆきたいと思います。(笑)

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バイオ、生化学、機械、電気、電子(含むコンピューター)、
半導体等の特許翻訳や環境・一般技術翻訳を多言語で長年致しております。
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翻訳会社 アイアイエス

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